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Hitachi

先輩1 先輩1 しっかり会話することを大事にして
信頼してもらえる営業をめざしています
第二営業本部 産業2部 2020年入社 同志社大学 法学部 法学科卒業

入社を決めた理由は?

メーカーや商社に限らず幅広く業界を見ていた中で、日立というブランドを掲げながら商社という立場で仕事ができることに面白そうだなと興味を持ったことがきっかけです。また、今後結婚・出産など人生の転機を迎えても働き続けていきたいという想いをもっていたので、当社の充実した福利厚生や育児休暇等の条件にも惹かれ、入社を決めました。
職種については、元々人と会話をしたりコミュニケーションをとることが好きでしたので、自然と営業を志望していました。様々な立場の方と関係性を築いていく中で価値を生み出していけるという点に、この職種の魅力を感じていました。

仕事内容を教えてください。

繊維メーカーのお客様に対してユーティリティ設備、システムの提案から、納入後の保守整備の調整や手配をおこなっています。当社は、1社のお客様を営業1人で担当することが多いですが、私の担当しているお客様は全国に事業場や工場を持たれているため、私含めて3名のチームで協力しながら営業活動を行なっています。

だいたい週に2日程度はお客様を訪問し、お約束している訪問だけでなく、ほぼ1日かけて様々な部署や事業部の方と会話するようにしています。その他の日は、お客様から依頼いただいた見積の作成やメーカーとの調整など含めて、事務処理に集中する日も多くあります。

やりがいを感じるときは?

入社1年目の頃は、まずお客様に顔を覚えてもらえることが嬉しかったです。新型コロナウイルスの感染が拡大し始めたいわゆるコロナ禍での入社で、入社後1週間とたたずに緊急事態宣言が発令されたため、社会人として右も左も分からない中で急遽在宅勤務体制となりました。お客様への新任のご挨拶も満足にできず、営業になったという実感を持てない日が長く続きましたが、段々と「関西日立の栗山」という存在をお客様に認知いただき、問合せの電話などを受けた際は、戸惑いながらも嬉しい気持ちが大きかったことを記憶しています。コロナ禍での営業活動の中でも、初めてお客様から相談を頂いたセキュリティー関係の製品を、希望を具体化した形で受注できた際には、達成感とともにお客様とコミュニケーションをとることの重要性を感じました。

当社はメーカーではないため、実際にモノを作る力はありませんが、お客様から悩みや課題をうかがい、各メーカーに協力してもらいながら、より良い提案に向けて課題解決に取り組むことができます。そのような橋渡しが商社として重要な役割だと感じていますし、多種多様な製品を扱っている当社だからこそ、その期待に応えられるということに大きなやりがいを感じます。

辛かったこと、大変なことは?

当社はあくまで商社という立場ではありますが、「日立」としてお客様からメーカーレベルの技術的知識を求められることも多くあるため、適切な回答かつレスポンス向上の為に日頃の知識吸収が欠かせない点です。基本的には先輩や上司に相談し、それでもわからない場合にはメーカーに助けてもらいながら対応していますが、知れば知るほどより深く専門的な内容に出会うため、まだまだ修行が足りないなと日々痛感しています。

当社の良いところ、悪いところは?

良いところは、先輩・上司や他部署との分け隔てがなく、社内の風通しがとても良いところです。大学の同期と仕事の話をしてみると上司との関係に悩んでいるとか、コミュニケーションがとりづらいという声を多く聞きます。当社では、日頃から部署や役職を問わず、社内の皆さんと交流できる場が多くあり、元々お酒の場が好きな私には嬉しい環境下で日々楽しく仕事が出来ています。

また社内のITインフラも整っており、研修がしっかりしてるところも良い点です。コロナ禍入社1週間で急遽在宅勤務となりましたが、PCを支給いただきeラーニングやオンライン講座など、出社にこだわらず柔軟に対応いただけたのはありがたかったです。

一方で悪いという訳ではないですが、当社は定期的な異動をしていくジョブローテーション制度ではなく、決まった営業担当が長くお客様とお取引をしているスタイルが多くみられます。希望を伝える制度や仕組みが全く無いわけではないので、もし今後、今までと違う視界や業種で経験を積みたいと感じることがあれば、節目のタイミングで希望を出してみようと思います。

夢や目標を教えてください。

現在3人のチームで営業活動を行なっていますが、メンバーによって得意分野も違えば、営業スタイルもそれぞれ異なります。私自身もやっと営業としての土台ができ、最低限の能力が身についてきたところですので、積極的にお客様と会話をし、チームの一員としての役割を担うだけでなく、未開拓分野にも積極的にチャレンジしていければと思っています。

また、正直に言えば、私自身の目標はバリバリのキャリアウーマンになって、組織の上に立つことではありません。今後の人生における最大の目標は、自分の母のような母親になることです。当社であれば自身のキャリアと両立しながら、個人的な夢も目ざすことが出来ると感じていますし、またそれを応援してくださる方に恵まれた環境であることも感じ始めています。今後も仕事とプライベートの両立を図りながら、総合職として長く働いていきたいです。

学生へメッセージをお願いします。

会社選びにあたっては、自分が今後社会人としてどういう人生を送りたいか?を念頭において就職活動を進めてほしいと思います。業種や給与、職場環境など、自身の中で譲りたくないポイントを持てば、おのずと選択肢が浮かび上がってくると思います。
あとは何より、一生に一度の学生時代ですので、思い残しのないようとことん遊び尽くしてください!